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このたびの東日本大震災において被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 グループ会社の震災に関する状況と対応について、お知らせいたします。 本当にありがとうございました。 今後につきましては、ヨーロッパのメーカー各社の特別の震災への配慮により、商品輸入、新商品の導入等、お客様への直接的影響は回避できましたことをご報告いたします。 一方、東北地方、宮城県・福島県の11店舗におきまして、甚大な被害を受けました。 引き続き今期も社会貢献をしっかりと見据えた事業計画を立案してあります。 2011.4.1 グループ全体会議、代表挨拶抜粋 |
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今回の対談のテーマは「ビジョン」。こちらのテーマで 佐藤代表とBarthes(バルト)チェアマンにお話しいただきたいと思います。
バルト: 「ビジョン」を中短期の「プラン」とともに お話いたしましょう。
私たちのプランはどの国に行って お話させていただいても 興味を持っていたただけるものですからね。
佐藤: きっと他と違うだけでなく 常識と違うからなのでしょうね。
ではまず 2011年の展望の前に 近年のグループの状況をお話しいただきましょうか。
BHLの傘下にある Group全体の経営について お二人にお話いただきましょう。

佐藤: そういえば、今年1月のコンベンションのスピーチで あなたは珍しいことを言っていましたね。「大っ嫌いな 2009年が終わった。良かった。2010年 よろしくって。」(笑)
バルト: そうでしたね。ホント 大嫌いでしたね。ビジネスパートナーのいろいろなアクションが急に速度を落としてしまった気がしたんです。足踏みの感じがとても強い年でした。
佐藤: 確かに計画が整った後 アクションする段階で 第三者の状態による延期や見直しが多かったですね。
バルト: 特にヨーロッパは良くなかったです。だから 思わずスピーチでそんな言葉を言ってしまったのかもしれません。
一昨年まで 私は 代表に 「デフレは 日本の政策上だけに起こるもので それが近代のヨーロッパに起こることはない」と 言っていました。よく覚えています。ヨーロッパの中央銀行の主な仕事は 安定した軽やかなインフレへの誘導と私は考えています。ある意味 その機能がすべて崩壊したわけですからね。ヨーロッパの経営者にとっては とても大きな投資やチャレンジをできる状態ではなかったのでしょう。
佐藤: チェアマンは バブル後の日本で生活し 仕事をして このデフレ経済を約15年感じ続けていた訳でしたよね。
バルト: 私の住んでいたマンションの賃料が 1998年の70%以下になったり、表参道で1000円でランチが食べることができたり…(笑) ビジネスパートナーのいろいろなアクションが急に速度を落としてしまった気がしたんです。足踏みの感じがとても強い年でした。

佐藤: 投資の会議の場で 日本での投資がレスキュー型の投資以外、困難だったということを、私が説明すると、ユニクロとホテルの価格の話といっしょに、このマンションとランチの話を言って 詳しく説明をサポートしてくれましたね。本当に健康的な投資はできなかったですね。
それが 2010年からはMBO型や資本集中型の子会社売却といった極めていい投資の舞台ができました。2010年は完全に2007年までの成長期に戻ったという感がありますね。
バルト: あまりに案件が多くて 熟慮の時間がなくお断りしてしまうものも少なくなかった。
佐藤: それは反省点として 忘れてはならないですね。玉石の判断もせずにお断りしたことは反省です。
バルト: 日本語的には し・か・た・な・い ですね。
佐藤: 私は良くない日本語を教えてしまいましたね(笑)
バルト: 私たちはお互いが管掌するグループ会社・関係会社・クライアントの経営判断について、お互いが第三者となって お互いで言い合うようにしています。時々 代表が「フランスのチームが悪い」と怒ることもありますけど(笑)
そんなことがあるんですか
佐藤: いや 怒るのではなく 「表現の文化の違い」による苛立ちというか なんというか・・・。お恥ずかしい話です。今までの私のフランス人のビジネスパートナーはインターナショナルかつ親日家が多かったのでしょう。その上 20代から投資の世界に入った私をどちらかというと かわいがって見守ってくれたのだと思います。あなたのお父様もしかり。
でも 45才にもなり フランスのステークホルダーの皆様も様々な方がいらっしゃるようになった。今度は 私がより多く皆さんを理解して受け入れていく順番が来たのかも知れません。決して 怒っていないです。フランス人は素晴らしい(笑)
バルト: お互いが常に言い合える関係を続けて行きたいものです。代表と私は 「仕事人生にまじめ」ということ以外 全部が違う。これがいい。価値観を埋めあえることもいい。
佐藤: それを 私たちの強みにしていこう。ますます。
バルト: も・ち・ろ・ん。
いい日本語ですね。
2011年のビジョンとプランについてはどうですか。
バルト: 2011年の短期計画は明確で オフェンス一辺倒です。2010年にいただいたチャレンジを丁寧にこなした上で 身の丈をしっかりと見つめて 投資によるお手伝いをしていきましょう。
今は 多くの金融機関やファンドのように 「目利き」できない そして「関与」できない企業 は終わりの時を迎えると思います。「コンサルティングによる関与」と「愛情豊かな経営陣」があってのみ、ベンチャーも事業継続もしていけると思うのです。
佐藤: そうですね。もう一つ 私たちが決めた強さは「為替」を考えず経営するということですね。2010年は為替が気になった。
2011年からは すべて保有通貨内での投資を行うという方針は私たちのスペシャルです。
つまり 外貨単位でビジネスの「ボリューム」を決めて 一切 他の外貨からのサポートをしない・させないというルールです。これを数年続けるということによって 骨格ができた私のグループ経営がしっかりと筋肉化していくと思うのです。
バルト: 2010年度中に ユーロと円の準備 ドル・ウォンの円による安価での準備が整いました。これを中期的にやってみましょう。
佐藤: いい年になりそうです。
続いて、ミックについて お話ください。

バルト: 2010年は 3ヵ年計画の最終年として いろいろとお客様重視のチャレンジをし続けましたね。
佐藤: まず、特に業界誌でも驚きとして評価されたのは いち早い円高還元価格での販売ですね。実際は発注から商品化まで半年を要するものではありますが 極端な表現をすると 前週末のユーロ安を月曜日からお客様に還元するぐらいの行動はしてきました。「他社よりユーロ高に3年間耐えて価格を維持し 他社よりユーロ安には 1週間で対応する。」お客様に安心していただけるでしょう。
バルト: そうですね。高い安いということもそうですが 「安定供給する」「正直な経営をする」という姿勢は大いに認められたと思いますよ。多くのブランドが日本からの撤退や東アジア子会社の上海への移動を考えています。実行した会社も少なくありません。そのような中 いつも話しますが 真っ直ぐな経営をしたディストリビューターだけが 成長をしていると考えています。ミックはいろいろな面でオープンでまっすぐな会社ですよね。素晴らしい企業文化だと思います。
価格一つとっても ミックの価格(日本市場の価格) は世界で一番安い価格です。本国 スイスやフランスと比較しても 同じか安い価格です。これはあらゆるイメージ戦略を排除して お客様に還元する究極のサービスだと考えているからです。

バルト: ミックのお取り扱いさせていだいているブランドは ヨーロッパのファーマシー コスメティック、タラソ&スパ コスメティック、 メディカル コスメティックとして 最高の地位であるものばかりです。お客様のウォンツとニーズをしっかりと吸い上げ 永遠のテーマであるアンチエイジングと肌の健康 をまじめに考えて提案しているブランドだけです。
そして 2010年は多くの新しい考え方を持ったケアアイテムを日本のお客様にご紹介することができました。
佐藤: そして 多くのお客様にご愛顧をいただきました(笑) ありがたいことですね。
佐藤: J ビューティも大きな成長をしています。何より 現場である工場のスタッフの日々の努力によるものと感謝の念に耐えません。手狭となった工場の増設や移転も視野にいれています。海外ブランドからの受注も本格化し CO2取引の時代にもマッチした新たな提案をもしたいと思っています。とても楽しみです。
ミックとJビューティ以外の私の管掌する環太平洋のグループについても ほぼ全てが事業計画を超えた進捗をみせています。より多くの受注をしていける態勢を各事業会社のトップとともに誓い合っています。
チェアマンの展開にとっても2011年は大切ですよ。
バルト: 市場として流動性が高いアメリカへのチャレンジが待っていますからね。お互い 精一杯いい年にしましょう。